こんにちは、オンライン講師の教坂まなぶです。今回は、オンライン講座の教材の作り方について、皆さんと一緒に学んでいきましょう。特に今回は、教材をどんな形で作るか?という点を深堀りしたいと思います。
オンライン講座の教材といっても、動画やPDFなど、さまざまな形があります。それぞれにメリット・デメリットや特徴が違うので、比較してみましょう。
動画にする?それともPDF?オンライン講座の教材の作り方。
オンライン講座は、いろいろな形の教材を使えることが魅力の一つです。動画もできるし、PDFでテキストを作ってもいいですよね。

私自身も、「今回は動画にしようか?PDFでテキストを作ろうか?」と、迷うことがよくあります。
ですが、どんな形を選ぶかは、コースの内容やわかりやすさだけでなく、私たち講師の教室運営にも関わる、かなり大切なポイントです。こうした点も含めて、今回はお伝えしていきます。
動画教材とPDF教材の特徴を比較表で見てみよう。
まずは、動画教材とPDF教材について、それぞれの特徴を比較してみましょう。
| 形式 | 向いていること | 作りやすさ |
|---|---|---|
| 動画 | 実物や実演を見せる | 撮影や編集が大変 |
| 文章や図解で理解する | AI活用で比較的作りやすい |
このように、教材を動画で作るか、PDFにするかは、「向いていること」だけでなく「作りやすさ」の違いも見ていくことが重要です。
動画教材は、実物や実演など「動き」を見せられる。
動画教材は、実物や実演などの「動き」を見せられるのが最大の特徴です。
たとえばツールの使い方講座なら、実際に画面を操作している動きを見せられます。お料理の講座なら、包丁やフライパンを使っている動きを見せられます。

「どう動けばいいのか」を、そのまま見て理解できるので、わかりやすいですね。
ほかにも付け加えると、動画教材は、ご高齢の生徒さんが多い講座にも適しています。
ご高齢の生徒さんだと、「画面を見るのがつらい」「文字を読むのがつらい」という方も珍しくありません。しかし動画で話をすれば、耳で聞いて理解できるので、受講がとても楽になります。
ただし、動画は作るのが大変。
動画教材の最大のデメリットは、作るのが大変ということです。ただ自分が話しているところを撮影して、字幕を入れるだけでも、実際には複数の手順があります。
- 話す内容を決める
- 台本を書く
- カメラの前で台本通りに話をしたり、実演をする
- 撮影した動画をパソコンに取り込んで、動画編集ソフトで読み込む
- 動画編集ソフトで不要部分をカットする
- 話の内容を文字起こしする
- 文字起こしを字幕にする
- 字幕のフォントを設定する
- 動画ファイルを書き出す
- アップロードして公開する
これだけの手順があるので、10分ぐらいの短い講座動画でも、作るのに一日かかってしまうこともあります。

自分なりの動画講座の作り方や、撮影・実演・編集に慣れてくれば時短できますが、それでも10分の講座動画を作るのに2時間以上かかることもあります。
PDF教材は、文章や図解でじっくり理解を深められる。
今度は、PDF教材について見てみましょう。PDF教材は、文章や図解でじっくりと理解を深められるのが特徴です。
受講する生徒さんは、自分のペースで読みながら理解を進めることができます。パソコンやスマホの画面で見るだけでなく、印刷して紙で読むこともできます。そうすれば、自分でマーカーを引いたり、教材に書き込んだりして、さらに学びを深めることもできます。

自分のペース、自分の勉強方法で、落ち着いて教材に向き合えるのが、PDF教材のポイントですね。
AIを使えば、PDF教材は比較的作りやすい。
PDF教材は、AIを使えば比較的作りやすいのも特徴です。
ChatGPT、Gemini、Claudeなど、身近なAIを使って、「こういうPDF教材を作りたい」と自然な言葉で話をしていけば、しっかりとデザインされた、充実したPDF教材をAIが作ってくれます。
- 教材にしたい内容を、自然な言葉でAIに話して伝える。
- 話した内容をAIに整理してもらい、合っているか確認する。
- AIと一緒に、PDF教材の構成を考える。
- その構成と内容で、PDF教材をAIに作ってもらう。
- 完成品を確認して、修正があればそれもAIに伝える。
- 修正を重ねて完成。

今のAIはとても性能が良くなっているので、自然な言葉で一緒にPDF教材を作ることができます。自分ならではのイメージカラーやデザインがあれば、それも取り入れてオリジナルの教材を作れますよ!
動画教材?PDF教材?どちらのほうが「自分が得意か」も重要。
もう一つ忘れてはいけないのが、「どちらのほうが自分が得意か」という観点です。
動画教材を作るのが得意な先生もいれば、PDF教材のほうが得意な先生もいるでしょう。苦手なことを無理にやろうとしなくても、自分自身が得意な方法で教材を作ることも大切です。
ですがもちろん、苦手を克服していくことも大事。
「動画教材を作るのは苦手だけれど、挑戦してみよう」
「PDF教材は作ったことないけれど、やってみよう」
こうしたチャレンジ精神も、大切にしていきたいですね。

私自身も、実を言うと、最初は動画教材を作るのが苦手だったんです。それでも「やってみよう」と挑戦していくうちに、撮影も編集も、自分でできるようになりました。苦手意識にとらわれずに、いろいろなことに挑戦して、成長していきましょう!

