こんにちは、オンライン講師の教坂まなぶです。今回は、オンライン講座のタイトルの付け方について、一緒に考えていきましょう。
講座の内容は決まっているのに、名前を付けようとすると手が止まることがあります。説明したいことが多くて長くなったり、短くすると何の講座かわからなくなったり。そんな時は、気の利いた言葉を探す前に、「何を学べるか」を整理してみると考えやすくなります。
この記事では、初めてオンライン講座を作る方に向けて、学習内容が伝わる講座名の決め方と、タイトル案を複数作る手順を紹介します。

講座のタイトルは大切なポイントです。どんなタイトルが良いのか、私と一緒に学んでいきましょう!
講座タイトルは、まず「何を学べるか」が伝わる名前にしよう。
講座タイトルで最も大切にしたいのは、一目で「何を学べるか」が伝わることです。魅力的な響きでも、内容が想像できなければ、自分に合う講座なのか判断しにくいですよね。
たとえば「WEBマーケティング講座」という名前は、分野を伝えることはできます。しかし、広告を学ぶのか、SNSを学ぶのか、ブログを学ぶのかまではわかりません。
実際の内容が、自社ブログを使って集客する方法なら、「自社ブログ集客講座」としたほうが、学ぶ内容を具体的に示せます。まずは、広い分野名を、講座で実際に扱う内容へ置き換えてみましょう。

まず「何を学べるか」を具体的に示す。そのうえで、受講後にできることや講座の魅力を一言添える。この順番で考えてみましょう。
受講者と学習内容を書き出すと、タイトルの材料が見えてくる。
では、具体的にどう考えればよいのでしょうか。最初から完成した講座名を作ろうとせず、講座の内容を短い説明文にしてみましょう。
ここからは、説明用の架空の講座を例に進めます。「ブログ集客が初めての小規模事業者に向けて、記事テーマの選び方や書き方を教える講座」を考えてみましょう。
誰が、何を学び、何ができるようになるかを一文にする。
この講座なら、「ブログ集客が初めての小規模事業者が、記事テーマの選び方と書き方を学び、自社ブログで集客できるようになる講座」と説明できます。
この段階では、長いままで大丈夫です。大切なのは、対象者、学習内容、受講後にできることがつながっていること。自分の講座でも、カリキュラムや最後の演習を見ながら、同じように一文を書いてみてください。
もし「何ができるようになるか」が曖昧なら、講座の最後に受講者が取り組む課題を見てみましょう。「理解が深まる」よりも、「ブログで集客できるようになる」のほうが、学びの到達点を想像しやすくなります。
中心となる学習内容を、講座名の土台にする。
次に、説明文から学習内容を抜き出します。今回なら、「自社ブログの集客のために、記事テーマと書き方を学ぶこと」が中心です。これを「自社ブログ集客講座」のように、講座名の土台へまとめます。

「実際に教えるテーマを、一言で言うと?」と考えてみるのがポイントです。
学べる内容に、受講後の変化や講座の魅力を一言添えよう。
講座名の土台ができたら、受講によって得られることや、講座の特徴を一言添えてみましょう。「自社ブログ集客講座」だけでも内容は伝わりますが、「記事のテーマを決める」と加えると、学んだ先の行動まで見えてきます。
また、初めて学ぶ人向けなら「はじめての」、講座中に実際に作業するなら「演習で学ぶ」なども材料になります。ただし、どの言葉も講座内容と合っていることが前提です。演習がない講座に「実践」と付けても、受講者が期待する内容とはずれてしまいます。

最初からかっこいい名前にしなくても大丈夫です。まずは、講座の内容をそのまま言葉にしてみましょう。
対象者も学習内容も特徴も、すべてを一つのタイトルに入れると長くなります。まずは「何を学べるか」を残し、そのうえで、その講座を選ぶ判断に役立つ言葉を添えてみましょう。
同じ講座から複数のタイトル案を作って、伝わり方を比べてみよう。
材料が揃ったら、言葉の組み合わせを変えて複数案を作ります。先ほどの架空の講座なら、次のような候補を考えられます。
| タイトル案 | 主に伝わること |
|---|---|
| はじめての自社ブログ集客講座 | ブログ集客を初めて学ぶ人向けであること |
| 記事テーマと書き方を学ぶ自社ブログ集客講座 | 講座で扱う具体的な学習内容 |
| 記事が書ける!自社ブログ集客講座 | 受講中に取り組む課題と到達点 |
一つ目は対象者、二つ目は学習内容、三つ目は到達点を前に出しています。どれも同じ講座の候補ですが、読む人が最初に受け取る情報は違いますね。
自分の講座でも、まずは学習内容を中心にした案を作り、次に対象者を添えた案、最後に受講後にできることを添えた案を作ってみましょう。言葉を少しずつ変えると、どの情報を一番伝えたいのかも見えてきます。
いくつかの案を比較して考える時は、講座の説明文をいったん隠して、タイトルだけを読みます。「何を学ぶ講座か」がわかるか、自分が想定する受講者に合っているか、実際のカリキュラムで約束を満たせるか。この順で見直すと、響きの好みだけで選ばずに済みます。
成果を大きく見せる言葉より、内容に合った魅力を伝えよう。
魅力を添える時に気を付けたいのが、成果の強調です。「売上〇%UP!」のような言葉は目を引く一方で、強調しすぎると胡散臭い印象を与えかねません。
ブログ集客を学ぶ講座でも、記事を作ることと、実際に売上が増えることは別です。受講者が取り組む範囲やその後の状況も関わります。だからこそ、タイトルには、講座の中で教えられることや取り組めることを具体的に示したいですね。

私が大切にしたいのは、魅力と信頼感のバランスです。受講する前の期待と、実際に学ぶ内容がつながる名前にしていきましょう。
何を学べるかを土台にして、自分の講座のタイトル案を作ろう。
オンライン講座のタイトルは、まず学習内容を具体的に示すことが大切です。そのうえで、対象者や受講後にできること、講座の特徴を添えると、自分に合う講座かどうかを判断してもらいやすくなります。
最初は「誰が、何を学び、何ができるようになるか」を一文にしてみましょう。そこから学習内容を抜き出し、対象者や到達点の言葉を組み合わせれば、複数のタイトル案を考えられます。
できた案を並べて、タイトルだけで内容が伝わるか、カリキュラムと合っているかを比べてみてください。魅力を伝えながら、受講者が学ぶ内容をきちんと想像できる名前を考えていきましょう。
